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Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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本日は鬼門のアウェイ富山で敗戦。リアルタイムでスカパー受信できなかったため、
公式記録から展開を読み取るしかありませんが、今の時期は結果がすべて。
秋になると失速する水戸伝統の悪癖が、また頭をもたげてきました。

こうして毎年のように、順位が尻すぼみになっていく原因は何なのか?
メンタルのせいにしてしまえば簡単だけど、それじゃあまりに漠然すぎる。
残り4試合を意味あるものとするべく、少し突っ込んで考えてみましょう。


水戸ホーリーホックというクラブの構造は『リーグ最底辺の予算』と、『優秀なスカウト』で成り立ちます。
他チームで活躍中の選手が獲れない代わりに、無名でも才能ある原石を見つけ根気強く育てていく。
その結果として突出したプレーヤーは移籍してしまうけど、次なる若い力が台頭する。
私達の、日本サッカーに対する貢献度は計り知れません。もちろん皮肉ですが(苦笑)

シーズン開幕戦はルーキーが数名入る陣容で、相手にデータが無いうえ初出場の士気も高く勝ったりする。
しかし少し経つと研究されて弱点が露呈し、パフォーマンスを落とす事に。
これが例年5~6月ごろ。チーム第一の低迷期と重なってきます。

7月ぐらいになると個々の課題が徐々に解決、連携も高まって再び勝点を稼げるようになる。
内容と結果が伴うので、観ていて楽しい。「今年は行ける!」気分に。


しかしそれも研究されると苦しく、手詰まりというか「ネタ切れ」状態に陥ってしまいます。
個人もチームも、1年のうち2段階レベルアップしたら奇跡。自分自身を省みれば理解できるでしょう。

ここで強化予算の問題が致命的になってくる。お金があれば実力者を獲得して、「ネタの追加」も可能。
補強は単なる戦力の穴埋めだけでなく、伸び悩む若手のカンフル剤として効くケースが多い。
それができない所に失速の必然というか、おそらく年間予算で負けている富山に敗れても不思議はないと。


・・・何だか夢のない話になってきましたね(大汗)。とはいえ声を大にして言いたいのは、
サッカーはお金が全てじゃないと。『勝率=お金×テンション』という公式を覚えておいて損はありません。
テンションで試合の戦力差をひっくり返した例は数えきれないし、熱気がお金を動かす時だってある。

9試合勝ちなしは深刻だけど、それを「価値なし」と思ってはいけない。
関係者がしょぼくれてたら、勝ち運もお金もますます逃げていきます。
FW難波選手の水戸初ゴールを発奮材料に、尻上がりでシーズンを終えましょう。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K


ガンバ戦の二の舞になりやしないか・・・少なからぬ不安を抱えつつ臨んだアウェイ神戸戦。
その心配は杞憂に終わります。気迫を前面に押し出し、圧倒する内容を見せてくれました。
とはいえ1-1のドロー決着。20本もシュートを放って1点しか取れない、決定力は大きな課題です。

華麗なるボレーで殊勲の同点弾を挙げたボランチ・西岡選手が讃えられる一方、
またも紙一重のチャンスを逸した山村選手には、厳しい評価が待っているでしょう。
彼の打ったシュート4本のうち、3本は決定的と言える形でした。そのうち1本でも取っていれば・・・。
9番難波選手とともに、メンタル的なドツボに嵌っているんじゃないかと心配です。


FWならほぼ誰もが経験する「ノーゴール地獄」、抜け出すためにはどうしたら良いのか?
現在J1で得点王を快走する大久保嘉人選手(川崎F)が、何らかのヒントを持っている気がします。

上背はないものの速さ・強さ・巧さを兼ね備える大久保選手は、Jの歴史に名を刻むストライカー。
しかし昨年までの数シーズンはなかなかゴールを決められず、苦しい時期を過ごす事に。
取れないFWの代名詞扱いされたばかりか、『悪童』イメージもあって結構なバッシングを受けました。

対して現在は既に19ゴール。3、4年分の鬱憤を一気に晴らすかのような大暴れぶり。
30歳を越えて、なぜ再ブレイクできたのか。川崎の攻撃スタイルに合っていた?
詳細はわかりませんが映像からは実に堂々と、余裕を持ってシュートを放っているのがわかります。
その生きざまに賛否分かれるものの、「我を貫く姿勢」はとても大切な事かもしれません。


ここまで山村選手の個人成績は、シュート37本で4得点。確かに決定率は高くない。
だけど大久保選手でも71本のうち、52本は外している計算です。
言いたいのは「山村、ちゃんと決めろ!」ではなく「山村、シュートが少ないぞ!」
もし彼が70本放っていたなら、確率的に7ゴール奪っています。悪い数字ではありません。

わざわざ大久保選手と比べるまでもなく、水戸には37歳でキャリアハイ更新中のお手本がいます。
鈴木隆行選手も『ノーゴール師匠』と揶揄され、FWとしての地獄を味わいました。
国内海外と転戦を重ねる間に新たな武器を身につけ、「師匠」を尊称に変えてみせた姿は凄いの一言。


神戸戦に話を戻すと、チーム全体で打った20本の大半は強引な形で、本当の決定機はあまり多くなかった。
しかし「水戸は狙ってこない」先入観を覆し、相手DF陣に圧力をかけ続けた事が最後に活きます。
戦力を比較して、それぐらいやらなくては引き分けまで持ちこめなかったとも言える。

山村選手も、同点劇の伏線を張る事には貢献しました。それを自分で回収できれば最高でしたが。
心技体のレベルは決して低くない。残り試合のどこかで、ハットトリックだってできると信じます。

地獄から這い上がって、切り裂け山村!ぶち込め山村!!
背番号19のルーキーを、断固として応援します。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K


サポーターゾーンで声を出すのは、いつぶりの事か。
普段はボランティアの休憩中、メインスタンドで手拍子するのが主な応援スタイル。
アウェイ遠征は年に2~3回行ってたものの、自分自身のゴール裏勝率がとてつもなく低いため、
足が遠のいてました。2009年富山で勝って以来、7連敗という(大汗)

先週の天皇杯もかなり迷いましたが、せっかくのKsスタ開催にネット観戦は寂しい。
何より今年の新チャントを歌ってみたい。選手達は私のジンクスなど、関係なくやってくれるだろう。


スタンドで思う存分コールし、飛び跳ねるのは本当に楽しかった。
しかし自分の身体能力というか、『応援筋』の衰えに愕然としました。
声は出ない、ジャンプは低い、振り上げた拳で腕が吊りそう。延長120分は私にとっても「死闘」でした。

PK戦までもつれ込んだ試合は笠原選手がスーパーセーブ連発、最後は石神選手が決めて勝利。
リーグ戦じゃお目にかかれない、『サヨナラゲーム』の爽快感はありました。
とはいえ肉体に刻まれた疲労感も大きく、ふくらはぎを軽く怪我してしまったようです(苦笑)

水戸がチャンスを決めきれず、愛媛のカウンターを受ける「負けフラグ」漂う展開において、
『ここで跳ばなきゃやられる!』強迫観念が、いつもと違った種類の無茶させました。


裏方として使うのはチケットを切ったり、物を運んだりする『運営筋』。
サポーターとして使うのは大きな声を出したり、鼓舞のアクションを行う『応援筋』。
どちらが瞬発系/持久系とも言えないけど、使ってる部位は実感として違う。

鍛えておかないとイメージ通り動けないばかりか、気持ちだけ空回りして怪我を負う可能性すらある。
次回からまたボランティアスタッフの立場に戻るので、運営筋を使いしっかり活動できるよう、
身体と頭を整えたいです。・・・それにしてもトーナメントを勝ち進めて、本当に良かった。

以下、天皇杯写真より。

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スタジアムに公衆電話が新設。地味だけど、これも良い「補強」。

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本日のゲート管轄は茨城県サッカー協会。お客さんの立場で運営を眺めるのは、凄く変な感じ!
私達の築いたベースは踏襲されている模様。

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Jマスコットの裏スター・一平くんもKsスタ早期改修を呼びかけ協力。
なんと漢気に溢れたカエルでしょう(涙)

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両生類と爬虫類(??)夢の競演!『鳥獣戯画』の世界観ですね。

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スタグルも思う存分食べられる幸せ(自腹だけど・・・)。
ホルモン丼に常陸牛コロッケ、キュウリの一本漬けをチョイス。

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昨年終盤の企画『Tシャツチケット』、現役の応援ウェアとして活躍中。
良いものは後々まで残る好例です。

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1921年(大正10年)より脈々と続く、伝統のトーナメント戦。
第5回大会では水戸高校(茨城大学の前身)が、ベスト4に残った記録も。

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こちらも伝統の横断幕。J1で掲げられる日を信じて。

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アップに熱が入る。奥で見つめる柱谷監督、やはり画になります。

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誇りをかけた泥仕合。ボロボロで格好悪くとも、勝って価値を示すのが唯一の道。

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Ksスタ電光掲示に、PK戦のスコアが刻まれたのは初?
練習の甲斐あって、今年の成功率はとても高い。

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やり切った。でも、やり切っていない。複雑な表情で勝利報告する選手達。
実戦で出た課題はこれまでと同様、真摯に解決して次なるステップへ進もう。

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何はともあれ3回戦進出!ラインダンス楽しかったです。

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本間選手が『剛のキーパー』なら、笠原選手は『柔のキーパー』。
長い手足が伸び縮み、シュートの威力を掌で吸収して無効化させる異能。
読みや駆け引きといったメンタル系も急成長、レベル高いスタメン争いを繰り広げるでしょう。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K


ボランティアスタッフは活動免除、久々のKsスタ観戦となった天皇杯。
水戸は怪我と体調不良続出、対する愛媛FCはグリスタ雷雨中止の影響でアウェイ連戦。
普段と大幅に違うメンバー同士が生むものは、フレッシュか?はたまた泥仕合か?

結果だけ言えば互いにミスが多く、精神的にもナイーブな『凡戦』と言えるでしょう。
出場のチャンスを得た選手達はそれぞれ持ち味を発揮したものの、弱点も露呈してしまった。
120分+PK戦まで粘り勝ちましたが、レギュラー争いに食い込む活躍ができたかは疑問です。


勝敗を分けたものはスタミナと、ベンチメンバーの豪華さ。
本間、西岡、橋本、小澤、鈴木隆行。J2全体でも一目置かれる面々が控えているのは心強い。
サポーター席で応援しつつ、「劣勢の終盤に隆行投入という筋書きだけは勘弁してくれ・・・」と祈りました。
とかく水戸は伝統的に、最悪の出来事が起こりやすいゆえ(苦笑)

かなり怪しい時間帯はあったものの、相手に一度もリードを許さず延長で橋本選手投入。
背番号10の存在感は、やはり別格でした。ドラゴンボールに例えれば「ゴゴゴゴゴ・・・」と周囲を
圧倒する気を放っているような。停滞した攻撃を甦らせ、PK先鋒も当然のごとく沈める千両役者ぶり。

わずか12分間の出場ながら、やはり感じてしまう『Aチーム』『Bチーム』の差。
競り合いに強さを見せた新里選手、最多4本のシュートを放った木暮選手、
混戦から押しこんで先制点の三島選手は良いアピールをしましたが、
「誰かの代わり以上」の結果を残さないと、生き残れないのがプロの世界。


オリジナルの個性という意味で、光るものを感じたのはMF内田航平選手。
勝負のパスを出すもミスがあり、後半はプレーに迷いを感じさせたため評価は厳しい所でしょう。
しかし彼が3バックのラインに吸収された場面、私の背筋に電流が走りました。

内田の適性って、ボランチでもサイドでもトップ下でもなく、リベロなんじゃね?

裏を狙われたボールのこぼれを拾い、小気味良い配球。神出鬼没のパスカット、そしてドリブル突破。
全体的なプレー精度でまだ危なっかしいものの、20歳の若武者はサッカーセンス抜群。
10年前に笠松を沸かせた闘莉王とは全くタイプが違うけど、新時代のリベロ(攻撃型センターバック)
となる可能性は充分秘めていると思います。小兵のイメージですが175cm、割と体格も良い。


シーズン序盤にスタメンを掴んだ後ポジションを失い、なかなか出場機会に恵まれない内田選手。
先発の11人を決めるのは監督だし、投入する位置も時間帯も、彼の「使いどころ」は難しい。
加えてリベロという、現代で流行らないシステムに挑戦するのは大冒険と言える。

しかしこの才能をピッチ外で眠らせておくのは、勿体ないのも事実。
水戸の戦法が研究され手詰まりとなった際、『リベロの内田』をオプションとするのも良いでしょう。
彼だけが持つ特有のワクワク感は、ポジションの縛りから解放された時に強烈な輝きを放つ気がします。


・・・ある年代の方はピンときたかと思いますが、本日のテーマは少年ジャンプで昔連載されたサッカー漫画
『リベロの武田』を意識しています(笑)物理法則無視の必殺技が飛び出しまくる、ハチャメチャな物語。
最終ラインから弾丸シュートを放ってゴールをぶち抜く等、現実のJリーグじゃ難しいけれど
小さくまとまらない奇想天外なプレーをやってほしいし、できる才能が内田選手にはある。

予定調和の展開で勝点を重ね、上を目指すチームになるのも悪くありません。
でも「それだけ」のサッカーは寂しいし、どこかでマンネリ感が漂うと思います。

大して失うものがない今だからこそ、積み重ねておくべき事もある。
「水戸のゲーム・スタジアムは面白い!」の声を確固たるものにするため、
イマジネーション豊かに試合、運営へ臨みましょう。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K


「細川・新里・石神」。山形戦における3バックの並びを見た時、思わず目を疑いました。
システムの要である冨田選手が体調不良、金龍起(キムヨンギ)怪我による苦肉の布陣。

この3人はDFとして足が速いので、課題だったスペースを埋める動きには期待が持てる。
しかし全員のJリーグ通算出場を足し合わせても、100ちょっと。経験面に不安が残ります。

果たして実戦。なかなか評価の難しいゲームとなってしまいました。
最終的には個人技でやられたものの、守備陣形は大きな破綻もなく進んだと思います。
ところどころ判断の遅さは見受けられたけど、身体を寄せてボールを奪う意識が効いていた。


むしろ痛かったのは攻撃面。最終ラインから組み立てのテンポ悪く、上手く展開できない。
ボランチに良いパスが出なければ、自慢の2シャドーも沈黙してしまう。
左ワイドの輪湖選手がキレキレで脅威を与えられたものの、それ以外のパターンを見いだせませんでした。

決定力の差とは言いますが、そこに至る過程で差が出るものだと思います。
練習で無人のゴールに向かって蹴り続ければ、急に得点数が増えるほど甘くはないでしょう。
いかに相手を揺さぶり、気持ちよくシュートを打つか追及し続けるのが肝だと。

最近チャンスを逸し続けている山村選手には「いい加減決めてくれ!」と叫びたくなりますが、
J2得点ランキング独走中のケンペス(千葉)でも決定率は1割台、同じく上位のポポ(神戸)や
船山選手(松本)は1割を切っています。10本打ってようやく入るかどうか、それでも結果を残している。


「闇雲に打てばいい」わけじゃないけど、チームとしてここまでのシュート数は294。
対して山形425。神戸に至っては500本。得点力と勝率に直結するデータと言えるでしょう。

打たないのか、打てないのか。どちらにしても真剣に向き合わなくてはいけない問題。
そこは重々承知で選手達も日々、トレーニングに励んでいると思います。

彼らがノリノリで攻撃できるムードを作るのは、私達裏方やサポーターの仕事。
連敗で萎えてしまうのではなく、テンション高く応援を続けましょう!

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K