Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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またサッカー漫画の話になりますが、週刊ヤングマガジンで連載されている『コラソン~サッカー魂~』
が素晴らしい。作者は「泣けるスポーツ漫画」を描かせたら天下一品の、塀内夏子女史。
過去にも『オフサイド』『Jドリーム』という名作で、大いに泣かせてもらいました。

本作は、架空の日本代表の話。アジア予選で勝ちきれず、W杯出場に黄信号が点った状態で物語は
始まります。大ピンチに急遽招かれた元東ドイツの名将と、狂犬のようなストライカー。
チームにとって「薬」にも「毒」にもなるこの2人が、死に体のチームにどのような作用を起こすのか?
これが大まかなあらすじ。

とにかくこの監督の雰囲気が格好いい。風貌も人格も。個人的には漫画界の
「2011オヤジキャラクター最優秀賞」をあげたい。『ハチクロ』の森田パパ以降、
該当者がいなかっただけに。またマニアックな話になってきましたね(笑)

連載中のリアルタイムとしては、日本代表チームがオーストラリアとの試合で引分けてしまい、
これで最後のイラン戦に勝つのはもちろん、他試合が上手いこと転がらないとW杯に行けない状況に。
試合後ミーティングで、監督が選手達に以下のような言葉をかけました。
(うろ覚えのため大まかなニュアンスです。詳しくは漫画を見てください)


『君達はよく戦った。しかし最後の寄せと詰めの場面で一人一人、少しずつ甘い。
世界で勝ちきるためには、そこを追求し徹底しなくてはならないのだ』


・・・とても身につまされる内容です。自分自身、この「少しの甘さ」でどれだけ首をしめてきた事か。
関連して高校の国語(漢文?)の授業で習った『木登り名人』の話を思い出しました。

弟子を高い木に登らせている名人、誰が見ても危なそうな場面では弟子に一切声をかけず、
木から下りて地面に到達しようという時に初めて「気をつけろよ」とアドバイスした。
「どうして最後だけ、注意の言葉をかけたのですか?」と聞いたところ、名人いわく
『難しい場面では言われなくても最大限、注意している。一番危ないのは困難を抜けて気が緩んだ瞬間。
最後の最後で油断して、つまらない怪我をする事が多いから声をかけたのだ』
確かそんな話だったと思います。

実際のところ、競った試合で勝負を分けるのはこの「木を下りる瞬間」にあるのではないかと。
特に『1秒、1cm単位の集中力』で大きく結果が変わってしまう、サッカーというスポーツにおいては。
この集中力は、毎日のトレーニングで養われるべき物でしょう。

ピッチ上だけでなく運営も同じ事が言えます。日々活動でどれだけ課題を詰めきれるか?寄せきれるか?
常に完璧とは行かないけれど「世界に通じるスタジアムを作る」ための工夫を一つ一つ徹底する事で、
想像以上に素晴らしい風景が広がるかもしれません。交通やスペース等々、ハード的な問題は
残るにせよ、真心やおもてなしという「ソフト面」は、いくらでも追求できると思います。

特に厳しい状況の今シーズンだからこそ、自らに言葉をかけ続けたい。
『君はよく頑張っている。しかし未だ君の一つ一つが、少しずつ甘い』

by 小番頭・K

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