Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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第26話 「やったぜベイビー!」

(あらすじ◆市民リーグ1部残留をかけた正念場、俺達はFKの流れから波状攻撃を仕掛ける。
一旦ボールを奪われかけるも抜け目なく取り返した辺見さん、素早い判断でラストパスを送る。
その先は、エース石川!)
 →前回のお話

<登場人物>

大竹・・・丸ポチャで常にシャツIN、頭の回転も鈍くさい。どう考えても非モテ属だが、
先日の飲み会で実は彼女持ち(けっこう可愛い)と発覚。チームを震撼させた。
小玉さんなんかは「よかったじゃねえか~」と祝福しつつ、涙目になっていた。




石川はボールをもらう直前、既に次のパスルート探しにかかっていた。
しかし残り時間も少なく、こんなビッグチャンスが再び巡ってくる見込みも薄い。

「石川行け!!」俺と坂口さんが同時に叫んだ。それはチーム全員の想いだ。
奴も観念して(変な言い回しになるが)、野生動物のような反転から右足一閃。

地を這う弾道でボールは、キーパーの股を抜いてゴールネットを揺らす。
3対3、ついに同点に追いついた!!

その瞬間、自陣から狂ったような歓声が上がる。前山さんは不恰好なガッツポーズ連発し、
小玉さんは「やったぜベイビー!」と、昭和すぎる雄叫び。
普段クールというか無愛想な三上も満面の笑顔(こいつは笑うと可愛い)。
大竹もメガネ曇らせ喜びの輪に入ってきた。

その中心にいる石川はもちろん笑顔だけど、どこかぎこちない。
自分が2得点「してしまった」事が不覚だったのか。本当に、こいつは何があったのだろう?
カウンセリングしたい気はするけど、俺にはその術がわからない。

(次回へ続く)

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