Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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第21話 「辺見だ!三上だ!米村だ!」

(あらすじ◆石川投入きっかけでチームは露骨に再生。試合の流れも掌握し、俺達の時間帯が来た。
だけどこういう時落とし穴にはまるのがサッカー。油断せずに行こう・・・すまん、名言パクった)
 →前回のお話

<登場人物>

辺見さん・・・野球で培った運動神経を、遺憾なく発揮。部活時代は3番ショート。
ソツのない仕事ぶりにも定評あるが、私生活はいっさい謎に包まれている。
たまに「この前独りでラーメン食べに行って・・・」などとこぼすのは、巧妙なアリバイ工作か。




石川、ドリブルで敵陣深くへ切り込む。もはやマークは3枚。GKもいつまた狙われるか戦々恐々だ。
このまま強引にシュートまで行っても充分可能性はあったが、無茶せず後ろに戻す。

そこにはフリーの辺見さん、何を思ったか前に向かってボールをドカ蹴りした。
彼らしからぬ雑なプレー・・・と思いきや、ボールは綺麗な放物線を描いてぐんぐんゴールへ迫る。
GKのポジショニングが中途半端だったため、追いすがるも触れず。

驚愕のロングループ!!は、惜しくもクロスバーを越えてネットに乗っかる。
「辺見さん、ナイシュー!」石川が心底嬉しそうに叫ぶ。
辺見さんは苦笑いしつつ「すまん、外した」と言ってきた。

いやいや、充分凄いですって!サッカー経験半年なのに、この技術とアイディア。
辺見さんのポテンシャルも計り知れない。この人、ぼちぼち三十路越えなんだけど。


試合はもはや石川を中心に動いてると言っていい。
敵チームベンチの女の子達から、「あの人格好いい」的なささやきが聞こえはじめてきた後半25分、
失点以来ゲームから消えていた『ド変態』古田くんから『むっつりドリブラー』三上へパス。
嫌な感じのホットラインがつながる。

三上のマッチアップは6番。ポジションをやや内にしぼって切れ込みを阻止する体勢。
抜かれても外に追い出せば、まだ安全と判断したのだろうか。この6番なかなか賢い。

ここで三上は中央切れ込みのコースを選択、強引に突っかけて行った。
裏の裏をかいたのか、はたまた何も考えてないか。おそらく後者だろう。

しかし奴の無謀なチャレンジは奏功した。ボールは6番の足に当たったが跳ね返ったコース良く石川へ。
すかさず石川、ダイレクトでどフリーの米村さんへ落とし。
万に一つのリズムが噛み合ったようで、彼らしからぬドンピシャのタイミングでボールをミート!
米村さんの弾丸シュートがゴールを襲う。

(次回へ続く)

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