Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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第20話 「石川の謎」

(あらすじ◆エース石川投入をきっかけに守備崩壊から立ち直り、2-3と追い上げる俺達。
試合の主導権も掌握、逆転で市民リーグ1部残留を目指したい)
 →前回のお話

<登場人物>

小玉さん・・・フィジカルと責任感の強いセンターバック。
感情がすぐ顔に現れるため、とてもわかりやすい性格。いい人だけどずっと彼女なし。
異性へアピールするポイントとタイミングが、微妙にズレてるようだ。こじらせない事を祈る。




石川のマークは2番だが、はっきり言って役者が違う。
市民リーグのレベルを超越した存在であるのに間違いない。

噂でしか知らないけど石川、学生時代は名の通った選手だったらしい。
俺達のようなへっぽこ社会人チームでやっている事自体が謎で、上のリーグから度々誘いを受けている。
(それっぽいチームの、それっぽい人が試合を見に来る時もある。まさかJリーグじゃないだろうけど)
しかし奴が、俺達以外とサッカーやっている様子はない。

酒の席で小玉さんが「お前、もっと上目指せるんじゃねえ?」と聞いた事がある。
石川はウーロン茶飲みつつ(アルコールは一切駄目だ)「いや、皆とこうしてた方がいいっす」と答えた。
(「言ってくれるじゃねえかー!」とオーバーリアクションした小玉さん、サワーを豪快にこぼし大惨事となった)

奴は終始ニコニコしてたけど、「これは昔、何かあったっぽいな・・・」俺は直感的に察した。
小学校の先輩にあたる黒沢さんなら、何か知っているかもしれない。
でも知ってしまえば「この馬鹿!」とか笑って飲む事ができなくしまうんじゃないか。

俺は何も聞かないし、黒沢さんは何も話さないだろう。そんなの一生謎で構わない。
こいつとサッカーボール蹴って、酒を飲めればそれでいい。
きっと皆も同じ気持ちだと思う。


(次回へ続く)

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