Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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今回は僕と『彼女』との出会い、栃木ボランティア遠征の様子をダイジェストでお伝えします。
(7月27日栃木-愛媛戦へリーダー、小番頭とともに運営参加させていただきました)

グリスタ邂逅(かいこう)記

栃木県グリーンスタジアム。なんて美しい響きだろう。
グリスタって略し方も、ボーイッシュな可愛さに溢れている。

ポニーテールをはためかせて男の子と遊んでいたあの子が、
気づけば清楚なロングヘアのお姉さんに成長していたような、
そんなイメージを訪れる前から僕は『彼女』に持っていた。

初めて会った彼女は、予想以上に洗練されていた。
つんとした背の高さ。あくまで上品に整えられた化粧。

こちらの見たいものをちゃんと察して、きちんと見せてくれる知性。
写真や映像で見た時から美しいとは思っていたが、近くで全身をみると本当に魅力的だ。
やはり僕は彼女を好きになった。


もちろん、彼女もいいところばかりではない。
数時間一緒にいてわかったことだが、彼女は優しさの面で少しばかり、物足りなさがあると感じた。

こっちが暑くても疲れていても、彼女は美しくマイペースを貫き、
握った手は少しだけ、骨ばっていた(あくまで勝手なイメージです)。
長く付き合ううちに、こういう部分も慣れて行くんだろうか。それともずっと引っかかったままなのか。
今日一日過ごしただけでは、僕にはまだわからない。

あ、別に全スタジアムを女性に例える趣味があるわけではないです。


駐車場からシャトルバスで控室に集合。ボランティアまでシャトルバスなんて、贅沢。
最初に自己紹介の挨拶を振られて何を言ったらいいか戸惑う。

リーダー、お互いの発展なんてさすが大人のコメントっすね。
小番頭、感謝の気持ちがだだ漏れです。
俺、何にもできないから期待しないでねを全力でアピール。

ボラスタのみなさんは水戸と同様、個性的な方々だった。
貴重な休みを投げ打って、無給労働に勤しみたいというひとの集まり、そういうものかもしれないな。

僕の担当はゲート。MDP(マッチデープログラム)配布ならやったことある。
なお、もぎりは未経験。うちにはエキスパート・Yさんがいるからね!でもやってみたい。でも難しそう。


ゲートへ移動。下アスファルト、右は森、左は壁。全方位からじわじわ押し包む暑さ。
こいつはあれだ、強いお酒をストレートでちびちびいってしまう感じ。
このペースでいくとやばい。実際暑かったのは1時間くらいだったけど。

開場前。ふと顔をあげるとテント内にはかわいい子が5人。合ってます5人で。テンション二段階アップ。
そんな僕の単純さをたしなめるように押し寄せる真っ黒い雲。嫌な涼しさを含む風。
ちょっとくらい雨が降ってもおもしろいなと思ってた。この時までは。


開場。ひたすらMDP配布。手荷物検査とチケットもぎりで足が止まってくれるおかげで余裕あり。
手は止まってても笑顔と声は止めない。俺には他に何もないもの。
誰よりも大きく、誰よりも先に。向かいの可憐なチューリップふたつに負けてたまるか。
こっちはインパクト重視、ヒマワリで勝負だ。

人並み途切れて小休止20分。気づけば雨がぱらついてきた。
戻ったら、もぎりにコンバート。難しいんじゃないかと思ったが、手荷物検査で一旦止まるから慌てる必要なし。
うちはどんどん来る人をさくさく捌いていくもんなぁ。
Yさんの手際と声質の良さとを思い出して、改めて敬服する。何年かかっても追いつける気がしない。


そうしているうちに、とうとう雨はすごいことになった。
走る稲妻、轟く雷鳴。足元には溜まる水。やってくるずぶ濡れのお客さま。

公共交通機関の意外な弱点だ。ついた場所で待機できない。
通り雨かと思っていたが、群馬でも豪雨らしい。これ止むのは何時間後だろう。


スタジアム内では避難指示が出たらしい。
テントの中で足止めをくったお客さまのなかに、不安そうな顔をした子どもがいた。
二言三言の会話はしたが、こういう時、どんな言葉をかけたらいいか、僕にはまだわからない。
笑顔もおそらく途切れてしまっていただろう。

沈みそうになる場の空気を持ち上げることも、どうにかすればできたはずだったのに。
まだまだだね、俺。まだ基本がなってない。

雨も雷も激しすぎて、控え室にいったん引き揚げ。
早目の弁当いただいてたら、キックオフ予定時刻に中止が決定。


持ち場に戻って、かわらぬ豪雨の中、帰るお客さまの誘導。
「君に任せた」「頼むわね」、そういうこと言われたらやる気になっちゃうじゃないですか!

雷怖い。木のそば怖い。傘も怖い。でも傘さすなとは言えないし・・・。
「半券お忘れなく」「足元気をつけて」「木の下通らないで」を雨に負けないようくりかえし。
栃木サポさん、たくさん声かけてくださった。みなさん無事に帰れますように。家で笑い話にできますように。

大方ハケた所で、あとは片付け。支給のカッパ着てたのに、
気づけば膝から下、靴の中まで水びたし。あはははは。
結局、予定よりずいぶん早く撤収。


解散後は現地ボラスタのみなさんと、見た目変だが超うまいラーメンを食べて、
店が閉まるまでずっとおしゃべりしていた。
ボラスタどうしの横のつながりって、こうやってできていくものなんだね。
近いうちに必ず再会することを誓って、解散。家についたのも遅かったけど、水戸でも雷は続いてた。

よそ様のボランティア体験っていうこと以上に、いろんな経験ができたと思う。
それもこれも、みなさんのおかげです。

不慣れな現場でたくさん教えてくれたYさんAさん、いろんな話聞かせてくれたUさんNさんTさん、
いつも見守ってくれているリーダー、何より機会を与えてくれた小番頭、ありがとうございました。
次行くときは試合終了後まで、フル参加させていただきます。

by ルーキーW

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