Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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ホームでまたも退場者。処分を受けた島田選手のイエロー2枚、どちらもアフタータックルなので
今回は判定を非難できる余地が少ない。いい加減、11人のサッカーを見せてくれ・・・そんな思いも
よぎったものの、水戸に焦りや落胆はありませんでした。「まだ9人じゃない、勝機は必ずある」

理由のわからぬまま人が減っていき、消化不良でタイムアップを迎えた前回と同じシナリオを描かないように。
選手達はもちろん、サポーターもそこから凄まじい集中力を見せました。
神懸かり的な能力発揮を、よく「ゾーンに入る」と言います。
スタジアム全体がそんな雰囲気に包まれたのは、10年近く応援して初めての経験でした。

観客動員は4020人とやや平均を下回りましたが、スタンドの声援は素晴らしい迫力。
ゲートで配布した団扇(うちわ)も手拍子を増幅させ、応援グッズとして思わぬ効果が。
立場を問わず、試合に関わる全員で勝利を掴む。そんな意思と一体感が形となった試合です。


人は生命の危機に晒された時、脳内で「アドレナリン」という物質が出るそうです。
極限状況で闘うか?逃げるか?どちらかすぐ決めろ!と、自身に二択を迫る作用があります。

ドラクエに例えれば痛恨のダメージを受けた次の場面で、『たたかう』『にげる』のコマンドしか選べない。
魔法も道具も使える余力はありません。私達は迷わず『たたかう』を選びました。
これ以上Ksスタで、情けない思いをするのは駄目だ。逃げて勝てる相手でもない。
だったら一人ひとり今やれる事をやって、力を合わせるのみ。話はそれからだ。


隆行選手、橋本選手、小澤選手。「鬼フィジカル」「技量」「崩しの名手」が絡む自慢の1トップ2シャドー。
そこに近藤、輪湖という推進力を持った両翼の援護射撃。
選択肢がない分、判断スピードも最短。速く強い攻撃が機能し始め、岡山の堅守を脅かします。

そして後半28分、チーム史上に残るスーパーゴールが生まれました。
隆行選手がDFを手玉に取るドリブルでエリアへ侵入、上がった輪湖選手へ渡す。
すかさず折り返した輪湖選手のボールは足下に入る厳しいもの。しかしフィニッシュが白眉だった。

効き足とは逆の左をノーステップで振り抜き、豪快にゴールへ叩き込んだ背番号10。
彼の高校時代の僚友・本田圭佑選手を思わせる世界クラスのプレーは、観客を沸かせ酔わせます。
ネットでは「橋本△(はしもとさんカッケー)!」と、讃えられてましたね(笑)


この決勝点を挙げる直前の時間帯には、ライン際でキープする隆行選手に対する相手のホールディング、
さらにハンドが見逃されスローインというジャッジもありましたが、
抗議をある程度で収め(一瞬冷や汗が流れました)、次のプレーに移った事が結果につながりました。

2週間前ひどい目に遭った2人は、さすがに闘志(アドレナリン)をコントロールできていたと思います。
カードを貰えば、プレーで見返す機会は失われてしまう。


数年前あれほど大人しかった選手達や客席が、今はこれほど闘魂むき出しにファイトしている。
会場からアドレナリンが湧き上がる状態は時折ハラハラするけど、それ以上のワクワク感があります。

とはいえ行き過ぎれば罰を受けるだけでなく、相手を大怪我させ遺恨を残す事もあり得る。
多くの子供達が観ているサッカー、いつも爽やかな後味で90分を終えたいものです。
これは国やカテゴリーを問わず、あらゆる場所の試合で言える事ですね。

熱く、面白く、フェアなチーム。体現するのは難しいけど、きっとできるはず。
センターバックという肉弾戦の多いポジションで、ほとんど警告がない冨田大介選手は良いお手本。
J1昇格には、クールな判断力も必要。脳内を上手く整理しつつ、勝点を手にしていきましょう。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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