Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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「残留争い」というものを、プレーヤーとして経験した事があります。
以前3年ほど参加していた社会人サッカーのチームで、市民リーグ2部というカテゴリー。
J1を頂点の1部とすると、おそらく11部ぐらいのレベルかと。
ズルズルと、勝てない試合が続き迎えた最終戦。結果次第で3部陥落が決まるという試合に、
右サイドハーフとして先発しました。

このチームで自分は、ボール扱いが一番下手。不用意なプレーが失点、
ひいては降格につながってしまうのではないか?観客が身内しかいない市民リーグとはいえ、
かかるプレッシャーは相当なものでした。負ければ何かが変わってしまう。しかも悪い方向に。
できればボールを触りたくない、ピッチに立ちたくないとすら思いました。
どんだけヘタレなんだって話ですが(苦笑)

試合当初はなるべく攻撃に関与しないようサイドに張り付き、「中に寄せろ!」と怒られる始末。
数少ないボールタッチの機会も後ろに戻すか、モタモタしてるうちに取られてしまう。
この大一番に機能する事すらできず、情けなさで正直「俺を代えてくれ」と心の中で叫んでました。

何とか0-0でしのいで迎えた後半。メンバーチェンジなし。
なぜ自分が交代させられなかったのか今もわかりませんが、「このままじゃいけない」と思いました。
自分の数少ない武器は「それなりに走れる」点。どのぐらい役に立てるかわからないけど、
サイドを破られたら必死で追いかける事、攻撃面でも最低限、無駄走りでオトリになる事。
そこだけはやり切ろうと思いました。

試合結果はスコアレスドロー。残留争いしていたチームが負けたため、何とか3部降格を免れました。
心境としてはとにかくホッとした。ただそれだけで、喜びはありませんでした。
『勝ってようやく現状維持』という戦いは、もうこれっきりにしたいなと。

市民リーグですらこういう気持ちを味わうのだから、プロの選手にかかるプレッシャーは相当でしょう。
ひとつの試合の勝敗がチームどころか、関係者やファンの明日を左右してしまう。
これを20歳そこそこの若者が背負うのは、社会人1年目から「会社の業績はお前にかかっている!」と
言われるようなもの。『それでも背負え!』というのが厳しいプロの世界なのですが。

水戸ホーリーホックはまだ残留争いの経験はありません。でもそれに似た緊急事態を迎えたら?
よく「冷静になれ」と言われますが、個人的にどうだろうかと思います。
そういう場面で冷静になれるメンタルがあれば、おそらくピンチを事前に回避しているでしょう。
少なくとも私はこれほど心が強くありません。

「自分自身と身近な困っている仲間を助けるために、できる事を精一杯やり切る」
先の残留争いから学んだ事です。冷静になるとかえってそれが『諦め』につながってしまう時もある。
だったらバタバタと、格好悪く走り回ってやろうじゃないか。
幼い日の、8月31日の宿題のテンションで(苦笑)

by 小番頭・K

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