Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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小さな球を木の棒で打つ(野球)、ゴールは頭上の小さなカゴ(バスケット)、
ボールを足で操る(サッカー)。世界的に人気のあるスポーツは、そういった「不確実性」がつきもの。
もしミスのない確実性だけ評価されるとすれば、ハンドボールが人気NO.1となっているでしょう。
わざわざ不利な条件でやるからこそ面白いし、美技もヒーローも生まれるのです。

皆さんも機会があったらピッチに立って、ボールを蹴ってみてください。
走りながらコントロールする不自由さ、ピッチレベルの視野の狭さに驚くはず。
加えて敵が寄せてくるプレッシャー。「ミスするな」とは、少なくとも私には言えません。
しかしセカンドボールや球際で負けるのは、別の所に原因があるのではないかと。

アウェイ徳島戦をスカパーで観て、1-3という結果以上に気になったのは「ミスに対する反応速度」。
パスが意図どおりつながらなかった時、まずい位置で取られた時の動き出しが遅く感じました。
すぐさま奪い返せれば相手の出鼻をくじき、カウンターは倍の威力となります。
1つの失敗で消沈し、足を止めてしまう事はあらゆる意味でもったいない。


水戸は中央やサイドでのパス交換を多用した、流動的なサッカーに挑戦しています。
橋本選手や小澤選手というタレントが揃うとはいえ、パスが増えればミスも多くなる事に変わりない。

彼らはかなりの確率で有利な状況を作ってくれるけど、どこかで奪われる局面もある。
その際にすぐさま2次3次のヘルプに行けない所が、「準備不足」と映ってしまうのです。
隆行選手が競り勝てなかった場合でも同様。

数年前に比べると技術水準の高いプレーヤーが多いし、意図を持ってボールを動かせています。
でも意図通りにコントロールする事と、目の前の相手に勝つ事は必ずしも一致しない。
確実性を追い求めるあまり、臆病になっていないか?シュート本数の少なさにつながってないか?

後半早々に山村選手が放ったシュートは、状況から見て成功率10%にも満たなかったでしょう。
それでも彼は見事ゴールを射抜き、スコアボードに意地を刻んだ。
ただ闇雲に打てというわけじゃないけど、「確実に打てる状況」では相手もそれなりの準備をして
対応される事を忘れちゃいけません。DFやGKは、それでご飯を食べているわけですから。


主審の判定については「ハンドだろ!」とTVの前で叫んだ場面が数回ありました。
引きずっても良い事はないので、「これも不確実性の妙」と受け流せる余裕が早く欲しいなと。

部活時代に25m以上のロングボールを蹴れず、スタミナ不足の駄目FWだった私からすれば
キックを遠くまで飛ばせて90分間走り続けるプロ選手というのは、常に畏敬の対象です。
偉そうな事を言える立場ではありませんが、そこそこ人生経験を積んだ身としてチームに対し
「プラン通り進まない不確実性と、目一杯遊んでほしい」と願っています。

ミスしちゃいけないという責任感はもちろん大切だけど、それでプレーを縮こまらせては意味がない。
サッカーにおいて、30秒後の状況はまず読めません。だからこそ恐れるより、楽しんだ方がいい。
観ている側にも楽しさが伝わる試合を、これからどんどん披露しましょう!

by 小番頭・K

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