Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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「震災復興支援試合」として開催された日曜ホームゲームは、突風の吹き荒れる厳しいコンディション。
しかも前後半で風向きが変わったため、水戸は90分の大半を風下でプレーしなくてはならなかった。
特に終了間際はカターレ富山の質の高いサッカーに押され、防戦一方の展開。
それでも選手達は粘り強く闘い抜き、虎の子1点を守りぬいて勝つ事ができました。

失点しなかったのは本当に紙一重の所。内容は完敗と言えるでしょう。
しかし震災を機に茨城へ戻ってきた鈴木隆行選手が決勝点を挙げ、同じく日立市出身の本間幸司選手が
最後までゴールに鍵をかけた。これは「ラッキー」では片付けられない、特別な力が働いたと思います。

おそらく理想とするサッカーは、対戦相手の富山が見せてくれました。
水戸にはそれができない理由があった。西岡、小澤という中盤の飛車角落ちに加え前述の逆風。
もしこちらが追い風だったら。パスが次々とつながる、スペクタクルな展開で魅せていたかもしれません。


誤解を恐れず言えば、サッカーも人生も決して平等ではない事。
天候に裏切られる時もあれば、審判のジャッジがどちらかに隔たる可能性も否定できない。
昨年までの水戸ホーリーホックは、それら不利な要素に翻弄され、勝点を落としてきました。

負けた後に「不公平だ、理不尽だ」とぶつけたところで結果は覆りません。
それより立ちはだかる障壁を何とか±0に、あわよくば利用してみせる「したたかさ」が必要です。

読みにくい風向きを逆手にロングフィードを入れた尾本選手、抜け目なくDFラインのギャップを突いた
隆行選手の狙いは見事でした。この機転がなければ、Ksスタに歓喜は生まれなかったでしょう。
その後再三にわたって押し戻されるボールを、我慢して跳ね返し続けた粘り強さ。


逆風とうまく付き合うためには、「機転と強い気持ち」がものを言います。
水戸というクラブの裏方として過ごした時間は、まさに逆風の連続。
笑えない状況をいかに乗り切り、少しでもプラスに転じる事だけを考え続けてきました。
ちょっとしたアイディアで変わったケースもあるし、単純に気合いで突破したケースもある。

「無償で苦労をしに、スタジアムへ通う」割の合わなさに心が折れる日は正直あります。
だけど私はこのサッカーボランティアから、「感謝」を学びました。
お客さんが来てくれる。お金を払ってくれる。笑顔になってくれる。
それらの有り難さを実感としてわかっている人間は、最終的に強い。

もし自分がどこかの大富豪の息子で、遊んでいても何不自由ない暮らしができるとすれば。
少し憧れはあるけど、(そこまで)羨ましいとは思いません。
人並みに苦労をしなくては、手元にお金があっても精神的には貧乏のままじゃないかと。

金銭的に豊かな状態より、精神的に豊かな状態で死んでいきたい。
どちらも手にしたいというワガママはひとまず無しで(笑)


水戸ホーリーホックは長らく貧乏とジレンマに苦しんできたけど、その分精神的な豊かさを
手にしているのではないでしょうか。まだ半信半疑だけど、身近な武器や宝物に気づくまで本当に
もう少しという気がします。逆風に「恵まれた」3月10日の試合が、大きなヒントを与えてくれました。

確信持って進める日を楽しみに、闘い続けましょう!

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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