Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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本日のプレシーズンマッチ鹿島戦は、2-2で引き分けました。
9年目にして初めての複数得点、さらに連敗ストップ。茨城サッカーの歴史を少し変える事ができた。
絶望的だった彼我の差を少しずつ埋めて、臆せずボールを回せる段階まで来たのだなあと。

個々の見所も多かったと思います。昨年の決定機逸をリベンジした橋本選手。
鋭い切り返しからゴールを射抜き、改めて『怪物』ぶりを示すルーキー山村選手。
さすがの読みを披露した冨田選手。超攻撃的サイドバックとして打開し続けた近藤選手。

水戸は全体として、例年にない「判断の早さ」がありました。特に隆行選手、難波選手の2トップは秀逸。
若手ほどの快足がなくても、敵の嫌がるポジションを取れば必ずチャンスは巡ってくる。

この辺は毎年アントラーズから学んできた事でもあります。積み上げたのは、悔しさだけじゃなかった。
しかしダヴィ選手のシュートにおける思い切り、本山雅志選手の時間とスペースを自在に創り出す力、
全員が試合の流れをDNAレベルで感じ取るセンスなど、まだまだ勉強させられます。


TV観戦でしたがこの試合で最も水戸の変化を感じたのは、両サイドの使い方です。
タッチライン際の細かいパス交換で崩す、スローインをちゃんと有利な状況につなげる。
逆側へ振って揺さぶる、最終ラインの組み立てからスルーパス。ナナメ45度地点のミドルシュート。
これは全て昨年在籍した名サイドバック・市川大祐選手が実行していたプレーでした。

サッカーにおいてサイドに追いやられるのは「手詰まり」じゃなく、「チャンスの始まり」である。
彼が見せた美技の数々は私達を酔わせ、ホーリーホックに革命を起こしました。
縦へのドカ蹴り、ヤケクソ気味のクロスしか思いつかなかった頃に比べ、長足の進化です。
できればもう1年、あの背番号25を水戸で見たかったけど、残してくれた財産はとても大きかった。

今シーズンのJ2リーグは「史上最強」と囁かれるように、上位から下位まで全チームが何かを狙ってきます。
精神論じゃなく、本当にサッカーの質が上がっている。ポゼッションはもはや標準装備に。
エース頼みのワンパターンでも勝ち抜けるチームはありますが、対策を立てられてJ1に行けるかは困難。

速攻も遅攻も封じられて、点を取れるイメージが尽きた時。「そうだ、サイドがあるじゃないか」
市川選手の披露したお手本プレーが、ゴールへの道筋を明るく照らしてくれる。
これはピッチ上で闘う選手達だけでなく、私達応援する立場の人間としても大切な事。

スタジアムに集まるサポーターや裏方が、ひとつの場面をどう評価するかで勝敗も変わってくる。
取り巻く空気が「もう終わりだな・・・」という閉塞感なのか、「行けるに決まってる!」という
期待感なのかでは、その後の試合展開も観客動員も全く違うと思います。


志半ばでチームを去る事になってしまった、市川大祐という漢。それについては今でも残念でなりません。
でも素晴らしい技術とメンタルは、水戸の地に残りました。
世界へ通用する「置き土産」をどう根付かせ、育てていくかがJ1昇格のカギとなります。

彼のプロ魂が宿るKsスタのサイドを制圧し、開幕戦で北関東のライバルを破りましょう!!

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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