Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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第6話 「辺見さん」

(あらすじ◆相手守備陣の弱点は、それなりに見えてきた。
今の俺達の攻撃陣で攻めきるのは厳しいが、何とかしなくては)
 →前回のお話

<登場人物>
大竹・・・右サイドバック。シーズン中途から加入した、バリバリの初心者。
昭和の苦学生がかけるような、ダサい眼鏡がトレードマーク。
意外と根性あるけど、技術と体型が追いついていかない。


2番・・・敵の左サイドバック。堂々とプレーしてるようでいて、
ボールタッチに確かな「ぎこちなさ」。どこかで大きなポカやらかしてくれそうだ。




抜かれまくる右サイドバック・大竹のカバーに奔走してきた辺見さんに声をかける。
「ここからちょっと攻めます。古田くん上がるんで、23番を吊りだす方向でやってみましょう」
「23番ね。狙うんならそこかなって、俺も思ってたよ」

辺見さんがサッカー始めたのは半年前だけど、皆引くぐらいに上達した。
基礎体力と運動神経が良いのは、長く野球をやってきたからだろうか。全身の使い方がとても上手だ。
「俺もはじめからサッカーやってりゃ良かった」というのが口癖。
その言葉どおり、子供の頃から始めてたらけっこうな選手になったと思う。
ちなみに辺見さん、人間的にもさっぱりしていて嫌われないタイプである。

辺見さんと打ち合わせた通り、判断力が弱い23番の所から崩す事にした。
自分の守備範囲で何か起きれば、真っ先に飛び込んでくると予想される。
そこにできたスペースを三上や古田くんが上手く使えれば、
さらに米村さんもオトリか何かになれれば・・・可能性はなくもない。

敵の2番がサイドをドリブルで駆け上がろうとする。
しかしプレスに焦ったか、自滅の形でタッチラインを割る。
さあ、ここからひと勝負だ。

(次回へ続く)

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