Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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J1はサンフレッチェ広島、初優勝しましたね!水戸から8月に移籍したDF塩谷司選手が先発フル出場、
歓喜のピッチに立ったのも嬉しいです。無名の存在から2年でここまで来た彼はやはり只者じゃない。
ヴェルディの練習生から日本代表主軸まで登りつめた、中澤佑二選手に通じるものがありますね。

潤沢な資金にも、利便性の良いスタジアムにも恵まれているわけじゃない地方クラブが日本の頂点に立った。
しかも主力の引き抜きに幾度となく遭ってきた中での栄冠は、とても価値があります。

森崎兄弟を筆頭にユースから優秀な人材を輩出し続け、中島浩司や山岸智など苦しんでいた才能を再生、
森保一監督、片野坂知宏コーチという現役時代からの生え抜きが情熱もって指導する。
スポーツで勝利を決定づけるのはお金だけじゃなく、人の努力と団結力。
『育成の正義』が報われたのは、非常に好感の持てる爽やかな出来事でした。

今季J1順位表を見直すと広島、仙台、鳥栖が現在のトップ3。時代は変わったというか、
「人を我慢強く育ててきた」チームが勝点を積み重ねている。企業系チームを否定するわけじゃないけど、
やはり苦労の跡がにじみ出ている所を応援したくなるもの。水戸としても勇気づけられます。

J2でも昇格を決めた甲府、湘南、大分はいずれも経営破綻寸前まで行った歴史があるんですよね・・・。
どん底を味わった経験は、土壇場での強さにつながるのでしょうか。後の機会に考察したいです。

昨日の広島ビッグアーチには、32724人ものお客さんが集まりました。
アクセスも設備も特段優れた会場じゃないけど、サポーターの作り出す臨場感は素晴らしい。
静岡、埼玉に並ぶ「サッカーどころ」という元々の土壌もありますね。以前現地で観戦してみて
バックスタンド席のお婆ちゃんが、試合の流れをかなり鋭く分析してたのに感動しました。

時々物議をかもすけど、ゴール時に選手達が『ボウリング』や『釣り人』『だるまさんがころんだ』など
パフォーマンス行うのも名物。堅物の指導者ならこれを止める所ですが、ペトロヴィッチ前監督は
「なるべく早く(手短に)やりなさい」と伝えたエピソード、とても気に入っています。
主審からカードを貰わない程度にお客さんを楽しませる。この辺のバランス感覚は流石だなあと。

強大な存在が作った価値にただ乗っかるのではなく自ら価値を生みだし、発掘し、大切に育てる。
20年かけた努力が結実したサンフレッチェ広島。森保監督の熱血ほとばしる優勝コメントには、
1994年チャンピオンシップでヴェルディに敗れた悔しさも含まれているでしょう。

絶大な資金力と権力が世界のサッカーシーンを動かす『マネーゲーム』的な傾向は、
5年前に比べだいぶ弱まってきた印象です。むしろ明確なビジョンと継続性が大切な時代に入ったと思います。
これは私達水戸ホーリーホックにも、チャンスがあるという事。

とはいえポカンと口を開けて『宝くじ』を待ってるだけでは、クラブが消滅してしまう危険性も同時にある。
たゆまぬ歩みで己を磨き、周囲の仲間と団結し、少しずつパワーを強めていくのが肝要です。

2012年のチャンピオンもこれまで地道に積み重ね、度々それがぶち壊しになる虚無感を味わいながら
頂点に到達したのでしょう。「不屈」とは、屈辱にさらされてもへこたれないスピリット。
自分自身もまだまだ弱いし、甘い。そこを打ち破って夢を成就させたいです。

ここから余談で、佐藤寿人選手の「広島がこの20年間で、最も盛り上がった日と思います」というコメント。
彼の話はいつも的確で清々しいのですが、野球の広島カープファンとしてやや微妙な心持ちに(苦笑)

とにかく広島の皆さん、本当におめでとうございます!!
水戸も、早く「おめでとう」と言われる立場になりたいと願いつつ。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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