Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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J1は優勝と残留をかけたデッドヒート、J2はいよいよ明日から3位~6位チームによる
昇格プレーオフが行われます。そんな中で試合のない週末を、次々と発表される退団のニュースに
触れながら過ごすのは心苦しいです。市川大祐選手まで・・・。

個人的に思い入れが強いのはGK「小野ちゃん」博信選手。チームで大活躍とはいきませんでしたが、
裏方にも「いつもありがとうございます。助かります」と声をかけてくれるなど、本当に爽やかな好青年。
引退コメントにも人柄の良さがにじみ出て、涙を誘いました。
昨年ボランティア忘年会で当てた実使用の23番ユニフォームは、大切にしようと思います。

早々に契約満了を発表するやり方は非情な仕打ちなのか、再就職のタイミングを掴んでほしい親心なのか。
水戸は後者だと信じたい。代選手、金久保選手、吉原選手、村田選手、岡田選手、市川選手、坂井選手、
そして小野ちゃん。もっと一緒に闘いたかったけど、これからも応援しています!

・・・気分がどんどん沈んでしまいそうなので(汗)目先を変えてJリーグ全体の話をしてみようかと。

当事者は夜も寝れないと思いますが、今年のJ2はプレーオフ制度とJFL降格制度により
最終節まで全チームから目の離せない展開でした。日本のプロサッカーに2部制が採用されて以降、
史上最高の盛り上がりを見せたと思います。

リーグに22チームもあれば、どこか間延びしてしまうもの。しかし中上位は昇格圏に向けて、
下位は残留に向けて本当に必死で戦った。その渦中にいるクラブと対戦する側も気が抜けない。
「消化試合」というものが存在しないシーズンでした。

ただ水戸のように、昇格にも降格にも当面絡まない状態になった時が少し寂しい。
7~10位に入ったチームは海外のカップ戦招待など、よりモチベーション上がる仕掛けも欲しいところ。

最近はファジアーノ岡山がミャンマー代表と試合したり、アビスパ福岡がベトナム遠征したり、
積極的な展開が目立ちます。Jリーグも東南アジア向けの放映権など、新たな試みをスタートさせている。
これが一方的なプロモーションに終わらず、相乗効果で刺激し合えればもっともっと面白くなるでしょう。

国内の独自ルールで完結していては、先細りするだけの時代。経済情勢が如実に物語っている。
何でもかんでも海外進出すればいいというものではありません。けれど様々な文化を理解し吸収する一方、
自分達の素晴らしい風土を発信していけば、健全に成長していくんじゃないかなと。
そういう流れで『日本食』のブランド力は高まってきました。確かに何食べても旨いですよね。

あらゆる分野において変化のスピードが速すぎて、ふと疲れてしまう事はあります。
とはいえ良い意味での「マンネリ」はまだ許されているし、本質的に優れたものは長く愛されます。
小さいころ馴染んだお菓子が、今も当たり前のように売れているのがその証拠。


Jリーグは1993年の大ブームに沸いて、そこから長い『冬の時代』に入った歴史があります。
順位は大体固定され、外国人選手もだんだん地味になり、代表以外のメディア露出が減っていく。
1997年あたりの閉塞感は、高校生の私でもけっこう笑えませんでした。

しかしJ2創設により地域密着の理念が色濃くなって、全国的な「地力」がつきました。
派手さはないかもしれないけどスタジアムの利便性など、日本的なサービスが凝らされています。
昔は『J2』というと地味な印象だったけど、今や地域経済に欠かせないコンテンツです。

欧州ではたとえ4部であっても住民から愛され、試合に1万人のお客さんが集まるチームもある。
そこまで行くには、たゆまぬ努力が必要。日本で3部にあたるJFLも、いよいよ『準会員リーグ』と
分離移行するような転機が来ているのかもしれません。いずれにせよ今まで以上の注目が集まってほしい。

その欧州も通貨危機の影響か、ひと握りのビッグクラブを除き苦しい台所事情となっています。
全盛期じゃないとはいえデルピエロがオーストラリア、セードルフがブラジルの国内リーグで
プレーしているのもその一端でしょう。世界のサッカーは『均衡化』の流れに来ているのかも。

ドイツのブンデスリーガは、改革を重ねたのが奏功して堅調に伸びている。
一方でイタリア・セリエAは未だ旧式の陸上トラック付きスタジアムも多く、収入面での苦戦が
選手の流出にまでつながっている。日本のJリーグにも、工夫次第でチャンスは埋まっています。


・・・長文でタルくなってきた方もいるでしょう(大汗)。そろそろ話を締めます。
改革で忘れちゃいけないのは「誰のために、何をやるか」という事。
あらゆる可能性を探るのは良いけど、雪国の事情を無視した『秋春制』には断固反対です。

直近の政治を引き合いに出すと地位にしがみつきたいのか、ただ目立ちたいのか、ケンカしたいだけなのか
よくわからない動きがあります。東北が震災から復興しきれないまま再び寒い冬を迎えようというのに、
自分の半径5mぐらいしか見えてないような振る舞いは、人の心を失っているとすら思える。
サッカーを通して「目を覚ませ!」と伝える事は可能でしょうか。

『スポーツで子供たちに幸せな未来を』。これは綺麗事でなく、具体的に取り組むべき目標。
サガン鳥栖の試合会場で宿題を済ませ、いそいそと観戦に向かう小学生の写真がありました。
日々の疲れやストレスを吹き飛ばすパワーがサッカーにはあり、チームを通して人生を学ぶ機会だってある。
その効用を多くの人に伝え、味わってもらう尽力を続けるべきだと。自分自身も含めて。

明日のプレーオフでは、特濃のドラマが生まれるでしょう。
それも後々振り返れば大切な通過点だけど、その瞬間瞬間を懸命に生きてこそ意味は生まれる。
京都サンガFC、大分トリニータ、横浜FC、ジェフ千葉の皆さん。健闘を祈ります!!

<おまけ>
1998年『J1参入決定戦』において、当時ジェフ市原に所属していた鈴木隆行選手の動画を見つけました。
第1戦で先制点を挙げた武田修宏氏に抱きつき、第2戦では力強いドリブルからゴールを射抜くその雄姿。
改めて日本サッカーの歴史を作った偉大なプレーヤー、以下リンクからお楽しみください!

「黄色の金狼」(黒髪だけど・・・)

by 小番頭・K

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