Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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ホリスポ第22号
-2011年10月30日(日)発行-
『反攻開始』


・裏方の裏話 「笠松のアイス自販機」

・本間幸司選手・Jリーグ400試合出場によせて

・たんけんホーリー君 「出動!ホーリー偵察隊」の巻

・今日の至言 ヨハン・クライフ(オランダ)

・この一冊 「CRUYFF14 トータルフットボーラーの全貌」ミック・スポッツ&ヤン・ラウツェン=著/戸谷美保子=訳

・underdog~へっぽこ社会人チーム死闘の記録~ 第22話「よし、大丈夫」


<主筆コメント>
私は『反攻』という言葉が好きです。お金の無さや地域バックアップの薄さといった、市民クラブとして致命的な欠陥を抱えて、水戸ホーリーホックは長らく「守る」というか「しのぐ」戦いしかできなかった。この風向きが変わる伏線は、2009年の吉原宏太選手入団にあったと思います。応援するモチベーションに『意地』だけでなく『華』が加わったのは、本当に画期的な出来事でした。

そして鈴木隆行という大スターが電撃加入、戦力面だけでなく興行面でも押し上げてくれた。彼が来てくれたのは確かに「幸運」と言えるけど、チームに関わる人々がいい加減な姿勢でサッカーと向き合っていたら、この移籍は実現しなかったと思います。10年以上にわたり上手く行かないジレンマと闘ってきた人々の姿を、ちゃんと誰かが見ていたのだと。

水戸は昨年から柱谷監督のもと、『起承転結』のあるサッカーに取り組んできました。組み立て→崩し→ゴールまでの「流れ」を大切にするという事ですね。対してガチガチに守ってカウンター、あるいはセットプレーという戦法は『起・結』のみのサッカーと言えます。効率的かもしれないけど美しくはない。

クライフ氏も言っていた『美しく勝つ』哲学について。バルセロナのように魅惑的な様式で頂点に立てれば最高だけど、なかなか現実は難しい。巧いパスを展開しても堅守速攻型のチームにまんまとはめられて、負けを食らう事もある。特に今年の水戸はそれが多い。「何でもいいから点取って勝てよ!」と思いますよね、そういう時。

ただ、前述の「美しくない、つまらないサッカー」をしているチームはどんなに勝点を重ねても、観客動員で苦しんでいるデータがあります。勝ち負けはもちろん大事な要素だけど、海外サッカーに触れる機会も増え人々の「目が肥えた」事で、内容も重視されるようになった気がします。メインスタンドで観戦してるお爺ちゃんが「あそこのギャップを突ければなあ・・・」とかつぶやいてる光景、最近よく目にしませんか?

少なくとも興行面において日本サッカーは、『勝てば官軍』という時代が終わりつつあると思います。創造性なきチームに未来はない。これは運営についても同じだと、自戒を込めて。不器用で損してるかもしれないけど、ピッチで「何かを見せよう、やってやろう」と奮戦する水戸の選手達を助けたい。

面白いサッカーで勝つ、これは本当に最高ですよ。高望みかもしれませんが、今あえて挑戦している水戸ホーリーホックを、明日も全力でサポートします!

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