Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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お互い主軸を欠いた布陣で、終盤に点を取り合い1-1のドロー。
アウェイで追いついたのは悪い決着ではないものの、またも消化不良の週末となりました。

灼熱のピッチで走り続ける、これがどれだけきつい事か知っています。
常に勝利を求めるのは酷だと思いつつも、選手とファンは『運命共同体』。
こちらも人生かけてスタジアムに通っているのだから、精一杯のパフォーマンスで魅せてほしい。

そんな気持ちに応えてくれたのがFW岡本達也選手。5試合で3得点という、驚異的な決定率です。
岡本選手の今シーズン通算出場時間は195分。ここまでの24試合フル出場だと2160分なので、
どれだけ少ないチャンスをモノにしているかわかります。もし彼が全試合出場していたら軽く2ケタゴール、
ダヴィ選手(甲府)の18得点に迫るのではないかと思えますが、そう簡単な話でもないでしょう。

現代サッカーにおいてFWのやるべき事は本当に多い。シュートはもちろんチャンスメイク、
ポストプレーの起点、サイドに流れクロスや折り返し、1列下がってボールを散らす、そして前線守備。
オールラウンダーが良いとは限りませんが、90分間のあらゆる局面を考えれば選択肢は多い方が有利です。

そして戦術的なボールの動かし方から言えば、裏への抜け出しで全勝する「絶対的な速さ」、
競り合いに全勝する「絶対的な強さ」、また意のままにボールを操れる「絶対的な巧さ」を持った
プレーヤーを使いたくなる。鈴木隆行選手と橋本晃司選手が、2トップとして先発するのも不思議はありません。

対して岡本選手のストロングポイントは、密集地帯での反転力と集中力。
ジョーカーとして大仕事をやってのける稀有なスキルです。だからといってベンチは勿体ないと思うし、
つい心の中で「早く岡本を出せ!」と叫んでしまう瞬間はあります。

ゴールという結果を残しているにもかかわらず、次の試合に出られるかどうかわからない。
これは精神的にこたえる。彼がモチベーションを落とさないか、心配している方も多いでしょう。
しかし試練を越えて『絶対的な存在』になれば、必ずチャンスも結果もついてくる。
個人的にはセレッソの播戸竜二選手のような、迫力を持ったFWになれると思ってます。

昨年の話を蒸し返すと、岡本選手が1468分の出場時間に対し挙げたのは3ゴール。
90分で割れば約16試合にあたるので、与えられたチャンスを生かしきれたとは言えません。
それを踏まえての今シーズンと考えれば、特別に不遇な扱いと断ずる事もできない。
とにかくプロは厳しい世界。何よりも岡本選手本人が実感して、日々の研鑽とアピールに励んでいるでしょう。

守備や組み立ての面でも多くを要求される上、点が取れなければ酷評されるFWという商売。
前年の得点ランク上位が次年はノーゴール、そのままJの舞台を去っていく話は珍しくありません。
サッカーの残酷さを物語るポジションですが、ゴールという極上の瞬間を味わえるチャンスも多い。
それを知っているから、世界中あらゆるFWが『明日は居場所を失うかもしれない』恐怖と闘えるのだろうと。

水戸では他にも三島康平選手や吉原宏太選手など、「今年は崖っぷち」の決意をもったプレーヤーが
激しく火花をちらしています。それぞれいかに持ち味を発揮して、チームの勝利に貢献するか。
決めたゴールが『決勝点』ではなかった、もうひとつのジレンマを抱える岡本達也選手も今が正念場です。

平等にチャンスを与えられるのは理想ですが、それを望んだ時点でプロとして失格だとも思います。
「不平等をも力に変え、ここぞの場面で爆発できる」
私達の背番号13は、そういう男です。彼から放たれるシュートが、必ずや水戸をJ1に導いてくれると信じ。

GET GOAL!! タ・ツ・ヤ・オ・カ・モ・ト!!!!

by 小番頭・K

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