Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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前半と後半それぞれ1本、FC町田ゼルビア平本選手のシュートがポストを叩く。
水戸は鈴木雄斗選手のヘディングが枠をそれ、ロメロ選手渾身のフィニッシュがはね返される。
結果としてスコアレスドロー。達観するつもりじゃないけどこれもサッカー、これがサッカー。

TVで選手入場の様子を観て、全員が厳しい表情をしていると感じました。
もっとリラックスして良いのではと思ったけど、リラックスと油断は紙一重。
油断を突かれて失点食らったのが直近の2試合だから、これが『現状でのベスト』かもしれません。
勝点3を逃したのは満足できないけど、「最悪の負け方を3回続けなかった」のは評価できる点です。

映像で感動したのは決して近いといえない町田のスタジアムに、水戸サポーターが沢山つめかけた事。
彼ら『12番目の選手』が後押しして、『13番目の選手』(ゴールポスト)を呼び覚ましたと私は思います。
何かの力が働かなければ、同じFWのスーパーシュートが2度ポスト直撃という現象は起きないので。
ゴール裏の声援が少しでも足りなかったら、鳥取戦や愛媛戦と全く同じ展開になったでしょう。
サポーターがもぎ取った勝点1です。

話は変わって今日の対戦相手、町田ゼルビアのサッカーもじっくり観させていただきましたが
非常に整理された動きをするなと。失礼ながら試合に出ていた選手で知名度高いのは冒頭の平本一樹、
DF藤田泰成の両名かと思いますが、若いプレーヤーからもそこはかとなく『サッカーIQ』が漂ってきて、
伸びしろを感じさせました。同期昇格の松本山雅FCに比べメディア露出の機会が
まだ少ないチームなので、個人的にちょっと肩入れしたくなります。水戸的な親近感ですね(笑)

戦力的・予算的に限られている中、21位という成績以上に内容が充実しているのは
智将アルディレス監督の指導による所も大きいでしょう。というかJ昇格初年度で彼を呼べたのが凄い。
現役時代はW杯の優勝メンバーですよ!その経験値だけでもクラブの財産になります。

様々な人脈もあったでしょうが、大きいのは町田という地域が『サッカーを知っている街』だからかなと。
少年サッカーから数々の名選手を輩出したベースは、スカウトや強化面で活きてくると思います。
前任のランコ・ポポヴィッチ(現FC東京監督)も、かなりシブイ人選ですよね(笑)
施設や環境面でハンデを負いながらJFLを勝ち抜けたのは、やはりそれなりの理由があったのでしょう。

もう一段話は飛んで先日スカパーで、ジュビロ磐田の応援番組(おそらく地元TV局で放送されている)
を拝見しました。その内容が凄かった。背番号10の新エース・山田大記選手が持つサッカー観について
本人とチームメート、コーチングスタッフが30分間、延々語り続けるというもの。

他クラブの番組は広報やハイライトを中心としたバラエティ仕立てなのに、そういうの一切ナシ。
硬派すぎる構成が、一線を画しまくりでした。サッカーオタクの私は十二分に楽しめたけど
一般向けに伝わるのか?と余計な心配を(汗)。これもサッカー王国・静岡県だからこそ成立するのでしょう。

水戸に話を戻すと、町田や静岡の持つ『サッカー文化』が街にあるのだろうか?と。
未だ「勝ったらちょっと盛り上がり、負けたらもう無関心」という段階だとすれば寂しいし、貧しい。
競技の性質として全勝するのは不可能だから、勝っても負けても愛されるチームを作るのが王道です。

そのために私達はもっとサッカーを知る必要があるし、楽しむべきだと思います。
当ブログがマニアックな事ばかり書いたり、他チームの情報を積極的にアップしてるのはその一環で。
ボランティアと水戸情報に絞って分かり易い内容にすれば、もっとアクセス伸びてますよ(苦笑)

試合後の場面で、町田側のお客さんがとても清々しい顔で笑っていたのが印象的でした。
内容の伴った引き分けという結果以上に「90分、サッカーを観た!」満足感が伝わってきた。

勝ち負けにこだわるのはもちろん良い事だけど、それだけじゃどこかで必ず行き詰まると思います。
具体的に言えば支える側が結果ばかり求めていると、ピッチ上の『遊び』がなくなってボールの動きを
硬直させる気がするんですよね。橋本選手がたまにゴール前でヒールパス失敗すると「真面目にやれ!」
となってしまう感じ、スタジアムの魅力とともに将来的な勝点も奪ってしまうんじゃないかと。

『彼らが吸収しているものは、将来への保険というか、頑張るための基本になると思います』
これは敵将・アルディレス監督の言葉。そのまま水戸にも当てはまりますよね。
悔しさに囚われて心を閉じてしまうと、何も見えないし聞こえなくなってしまう。

苦しい今だからこそ、『楽しみの種』を探し育てよう。
それが豊かな文化となり、チームを後押ししてくれるから。
もっともっと、皆でサッカーを語りましょう!

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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