Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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仕事の月末締めでヘトヘトになった帰り、ドキドキしながら携帯をチェック。
画面に飛び込んできた『湘南1-2水戸』の結果に「よおっしゃ!!」と、思わず路上でジャンプ。
首位チームに初黒星をつける。そんな予感はしていたものの、現実になるとめちゃめちゃ嬉しい。

先ほどスカパー録画を観ました。もう何から書いて良いかわからないほど、素晴らしい試合でした。
ロメロ選手と加藤選手が平塚市の中学校出身である事、主審を務めた岡宏道氏の本職は『僧侶』で
モットーは「諸行無常」である事(笑)そんな放送の豆知識も含め、存分に楽しみました。
こういう攻守めまぐるしいゲームをジャッジするのは、きっと大変ですよね。

日本ではサッカー審判に対するリスペクトが格段に低いのではないかと、いつも感じています。
明らかな誤審や荒れた展開を作ってしまう時は確かにあるものの、良いゲームコントロールをしても
特に褒められるわけじゃなし、サポーターから「人間以下」の扱いを受ける事がしばしば。
私だったら「やってらんねえよ!」と、地面にホイッスル叩きつけてますね(苦笑)見方は様々だけど
審判含めサッカーをかじった身として、オフサイド判定するプレッシャーを多くの人に知ってほしい。

さて今回のタイトル『チェンジアップ』は、野球用語で「速球とほぼ同じフォームで投げる遅い変化球」
を指します。これは凄くざっくりした説明で、野球ファンの方ごめんなさい。
殊勲の決勝ゴールを挙げたMF島田祐輝選手の、最近のプレーぶりから浮かんだフレーズでした。

島田選手の従来イメージは「縦への速さ」と「強烈な左足シュート」。サイドにおいて『槍』に
例えられるプレースタイルです。それだけでも魅力的ですが、今年に入りさらに「柔軟性」が加わった。
ストップ&ゴーで敵のタイミングをずらす、中央で受けタメを作る、そしてGKを陥れるチップキック。
経験を積むにつれ良い意味での『意地悪さ』を備え、対戦相手との駆け引きを楽しんでいるようにも見えます。

野球に置き換えれば「速球派の投手が緩急のピッチングを覚え、三振を沢山取れるようになった」という所で
水戸のチーム全体が戦法の引き出しを増やしている印象です。やはり大きいのはベテランの存在。

開幕から市川大祐選手の安定感は出色で、クリアボールを必ず「取られても取り返せる可能性のある地点」に
蹴っていて、いつも唸らされます。クロスの精度は言わずもがな。グラウンダー、ライナー、山なり、
そして先制アシストとなった「巻いて落とす」形まで、状況に合わせ多彩な球種を放っています。
スローインの確実性も含め、島田選手や輪湖選手が彼から吸収するものは本当に多いでしょう。

そして出場停止で参戦できなかった鈴木隆行選手の魂は、アウェイの地でも燃えていた。
未だに『DFW』と揶揄する向きがあるけど、超一流のDFWはクラブを変える。

橋本選手、小澤選手、ロメロ選手といった「攻めたがり」が、昨日も相手の自由を奪うべく
精力的に追い回していた。屈指の攻撃力を誇る湘南ベルマーレを最少失点に抑えたのは、
練習から一切手を抜かない「師匠の背中」があってこそ。10試合で5失点という堅守は前線からも
支えられている。野球なら『防御率0.5』です。無理に例える必要もありませんが(笑)

隆行選手に代わって出場チャンスを掴んだ鈴木雄斗(ゆうと)選手は、硬さがあったかなかなか見せ場を
作れませんでしたが、ボールの受け方に非凡なセンスを感じます。そして彼のメンタルの素晴らしさを示す
場面がありました。試合終盤に島田選手が相手との接触で痛んだ際、心配そうに駆け寄った雄斗選手。
幸い大きな怪我ではなく島田選手プレー続行可能と見るや、雄斗選手がベンチに向かって大きな「マル」の
サインを送りました。当たり前とも言えるけどこれ、18歳のルーキーになかなかできる事じゃありません。

古傷の不安を感じさせず元気に途中出場した吉原宏太選手は、勝利の呼び水となる動きを見せました。
「湘南が前に圧力をかけてくるのなら、そのパワーを利用すればこちらも楽な流れで攻撃できる」と、
合気道にも通じる高い洞察力を披露した小澤司選手。何より西岡謙太選手のヘディングに余裕を感じるのが
チームの好調さを物語っています。皆が持ち味を発揮した、素晴らしいサッカーでした。

勝点3を加えて6位に浮上したホーリーホック。しかし12位の栃木SCまで3ポイント差と詰まっており、
油断を許す余地はありません。何より水戸の選手達が笑顔で「平塚のピッチは最高でした」と語るように、
ホームグラウンドを含めた『クラブとしての差』を見せつけられたのが、裏方として悔しくてならない。

ボランティアも早くお客さんを心の底から楽しませ、魅せる運営をやりたい。
道のりは未だ遠いけど、ここまで作ってきたポジティブな流れを大切に、
チームと町を育てていきたいです。

選手と同様ガムシャラに、クレバーに、しぶとく。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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