Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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16日行われた天皇杯3回戦では、強豪G大阪に見事逆転勝ちを収めました!!!
柱谷監督の檄に応えて足がつるまで全員がプレスをかけ続け、死闘を制した選手達。
お金は無くとも走れば勝てる。サッカーの醍醐味を示してくれました。

変幻自在のファンタジーで魅了する『水戸のジョヴィンコ』小澤司選手。
『師匠』『DFW』を実力で尊称に変えた1ゴール1アシスト鈴木隆行選手。
2回戦に続いて延長逆転弾、やはり何か持っている『Vゴール男』小池純輝選手。
それぞれが個性をいかんなく発揮しています。

大金星を挙げられたのはピッチ上の11人だけが頑張ったからではありません。
平日でも万博のアウェイゴール裏に詰め掛けたサポーター、水戸から「念」を送り続けた方々、
掲示板に応援メッセージを贈った人、すべての行動が少しずつ積み重なった結果です。

そして大きな勇気を与えたのは、怪我で離脱中ながら現地へ駆けつけたFW9吉原宏太選手。
「自腹で来ました」は、開幕京都戦で柱谷監督が残した「気合じゃ!」と並ぶ
2011年水戸の流行語大賞だと思います。

ちなみに2010年は片山真人選手(現・松本山雅FC)の「勝ったどーー!!」、
2009年は木山隆之前監督(現・清水エスパルスヘッドコーチ)の「ポゼッションは死語」。
あくまで個人的な選定ですがイイ線ですよね(笑)

自腹という事について少し話をします。
Jリーグ全38クラブのホームゲームを現地観戦し、いくつかのチームにはボランティアとして
お世話になる中で、改めて「水戸は貧乏」という結論に達しました。

沢山の人が熱意と自腹で支えているクラブ。でもそれが不幸というわけではない。
立場の垣根を越えて助け合い、目の前の壁をひとつひとつクリアしていく。
組織化とシステム化が進んだビッグクラブにはない、「生きる喜び」がそこにはあります。

ボランティアスタッフも自ら運搬用の台車を手配したり、アンケートBOXを手作りしたり
自腹を切ったメンバーがいます。私も現在月1ペースで発行している『ホリスポ』に、
毎回数千円のインク代を費やしている。でもそれをクラブへ請求する気には全くなりません。

例えれば地域のスポーツ少年団で、練習用具を手弁当で揃えて熱血指導しているお父さんの姿が近い。
「チームのため、町のため」という思いはもちろん「その方が面白いから」という、
ごくシンプルな理由が原動力になっている。

誰にも頼まれていないけど、面白いから自主的にアイディアを出す。動く。作る。
ボランティアに限らず様々な立場で自腹を切っている人の顔は、不思議とキラキラしています。
どこか「俺、何やってんだろうなあ」という複雑さが見えるのも人生のおかしみとして(笑)

自腹が美しいと言うつもりはないけれど、吉原選手のような『自腹力』が空気を変え痛快な結果に
つながる場面は多い。そもそも自腹を切らず成し遂げられる事なんて、ごく限られているのでは?
往々にして損得計算へ走りがちな自戒も含め、そう思います。

巨大スポンサーが出してくれる数億円と、名も無きサポーターがなけなしの財布から出す数万円。
金額的にはそれこそ天と地の差ですが、込めた思いの密度が濃いぶん時にいい勝負をする。
サッカーは本当に面白いスポーツだなあと改めて。

とはいえJ2の16位、これが水戸ホーリーホックの現在地です。増長できる余地はない。
明日の対戦相手・栃木SCはJ1昇格を逃したものの9位につけ、ダービー初制覇とシーズン勝ち越し
を目指し遮二無二向かってくるでしょう。ここで呑まれたら水曜の勝利の価値も半減してしまう。

自腹は人知れず切るもの。クラブの歴史の中で、人々が懐から出したお金を積み重ねれば
もしかしたら数百億円にも達しているのかもしれない。そのお金と思いを無駄としないよう、
行動と結果でもって示していきたいです。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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