Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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今朝テレビをつけたら野球の松井秀喜選手、イチロー選手がそれぞれ所属する
アスレチックス対マリナーズ戦がやっていて、軽い衝撃を受けました。「うわっ、客席ガラガラだ・・・」
アメリカ大リーグは常にスタジアムが満員かそれに近いイメージでしたが、色々あるものだなあと。

話は戻って昨日のホーム札幌戦、またしても1-2で惜敗。『弱くはないけど、勝負弱い』
ここ最近の傾向が出てしまった試合です。多くの場面でしっかり守れてるし、攻めている。
しかしスコアが相手を上回れない。取るべき所で得点できず、取られちゃいけない所で失点してるから。
原因は何か?「集中力の欠如」とか「気持ちの弱さ」と言ってしまえば楽ですが、
雑に結論づけても上のレベルには行けないでしょう。

日本語には字面だけ見れば全て解決しそうな気がするけど、実際のところ何の働きも為していない
『便利な言葉』というのがあります。政治の世界でよく使う、「構造改革」がその代表例。
耳障りの良い語感に聞いた側も言った側もその気になるだけで、
思考停止して結局、一歩も前に進んでいないという。

「集中力」「気持ち」「決定力」「連携」「組織的」etc・・・。サッカーにも『便利な言葉』は
数多くあります。とりあえず言ってれば格好良く、何かつかんだ気になる。
だけど大切なのは「その言葉が具体的に、何を指し示しているか」という事。

個人的に痛々しい思い出として、部活でFWとしてプレーしてた中学時代。
おそらく0-2ぐらいで負けていたハーフタイム、私は仲間達に「組織的に行こう!」と
声をかけ後半に臨みました。しかしゲームが始まれば身勝手なドリブル、オフサイドを繰り返し
点が取れないどころか失点の起点を作る、いつもの私の姿でした。

要は『組織的』といういっぱしの言葉を使って、酔いたかっただけなのです。
お互いの距離の取り方やパスコースの作り方など、具体的な動きに落とし込まなければ無意味。
それに気づいたのはずっと後の事で、オシム監督のサッカーに触れて以降。
中学時代の自分にもし会えたら、まず正座させて1週間ほど懇々と説教したい。

こういう身をよじりたくなる記憶があるからこそ、今水戸が勝てない理由をいい加減にしたくない。
試合を録画で見て、『シュートに対する自信の差』が当面の勝敗を分けてるかなと。
高確率で枠内にシュートが飛んでいるものの、相手GKのスーパーセーブに遭う場面が散見されます。
多くの選手がプロでの通算得点が少ないからか、どこか半信半疑で打ってる印象が。

「迷った足で蹴ってもボールは上手く飛ばないんだぜ」、これは『GIANT KILLNG』からの引用。
例えばJ1広島の佐藤寿人選手や、名古屋のケネディ選手が放つシュートには迷いがない。
水戸でも鈴木隆行選手や吉原宏太選手は、実績に裏付けられた自信を持ってゴールを襲っています。
これがボールの飛ぶコース、スピード、タイミングという『質』の違いを生んでいるんだろうと。

まだ実績の少ない、若い選手に必要なのは経験。結局はこういう話になってくるのですが
この『経験』も本当に気をつけるべき言葉で、「経験によって得る自信もあれば、失う自信もある」という
側面を理解しなくてはいけない。皆さんの人生でも、きっと覚えはありますよね。

短いサッカー人生、選手には是非とも水戸で自信を積み重ねてほしい。そのためには?
『迷走をしない事』、文字通り迷いながら走ったら時間をロスするばかり。

昨日ボランティア宛に書いてくれた選手のメッセージを、あえて掲載します。
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「言ったからには勝てよな!」そう、確かにその通り。でも、もう少しだけ待ってみようぜ。
感謝と勝ちたい気持ちを言葉にするには時間がかかる。ピッチ上で体現するにはもっとかかる。

『主体的にチャレンジし、自分の良さも相手の良さも引き出して正々堂々。闘い抜いて勝つサッカー』が
水戸で完成しつつある。対して今のサッカー界における主流は、『相手の良さを潰して勝つ』。
それに抗うのは賢いと言えないかもしれないけど、とても価値ある事。見てみたいと思わないか?

勝点3は欲しい、喉から手が出るほど。だけど目先の勝点を追い続けた結果、最終的にどうなったかは
2009年の水戸ホーリーホック自身が教えてくれている。俺達は「本物」を目指すべきだ。
進んでいる方向はあくまで正しい。『ちょっとの差』も、もうじき埋まる。
俺達が選手を迷わせて、バラバラの方向に走らせてはいけない。言いたい事はあるが信じて待とう。

未だ夜は明けないけれど、煌々と光は差している。
その方向に向かって走れば、輝かしい朝を皆で迎える事ができる。
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「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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