Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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アウェイ徳島戦は1-1の引き分けに終わりました。今季ここまでの水戸ホーリーホックは
6勝9敗5分の勝点23、得失点差-5で16位。うわべの数字だけ見れば『低迷』と言えますが、
正直な感想として「そこまで負けてないだろ」と。印象としては五分五分の10位ぐらいなんですよね。

昨日の試合にしても「停滞なき真剣での斬り合い」という、非常に見ごたえあるもの。
試合後柱谷監督が『我々の選手達は男前でした。本当にいい根性していました』と表したように、
J1昇格圏につける相手に対して一歩も退かず、闘いを挑んだ結果の勝点1。

格上格下を問わず内容で互角かそれ以上、ファイトが伝わるゲームを続けているにもかかわらず
勝点3が拾えず負け越している現状。それを我々ファンがどう評価するかで、
今後チームの行く先も変わってくるんじゃないかなと。

「ガチガチに引いてカウンター。勝点泥棒のようなつまらない内容でもいい。とにかく勝て!」
「いちサッカーファンとして、とにかく面白い試合が観たい!勝ち負けは後回しで」
両方の気持ちが私の中に混在します。どちらが正しい道なのかわかりません。
バルセロナのようにいいとこ取りで『美しく勝つ道』を求めるのは、いかにも贅沢な気がするし・・・。

堂々巡りとなりがちなこの問題にヒントを与えてくれたのは、またしても鈴木隆行選手。
自らファウルを貰い得たフリーキックを左足で直接蹴り込み、早くも加入後2ゴール目です。
弾道・タイミングともにパーフェクト。ホームでやられた徳島MF島田裕介選手のお株を奪うキック精度。
「タカユキ、こんな引き出しもあったのか!?」文字通り度肝を抜かれました。

このシーンには切望していたゴールという「結果」と、世界で仕込まれた技術に裏づけされた「美しさ」
が混在しています。しかしそれ以上に伝わる「何か」がある。一度は引退を決めた35歳のベテラン。
ノーギャラで、満身創痍の身体にムチ打ち走り続ける姿。すべては地元の子供達のために。
ただの1得点じゃありません。上手く表現できないけど、まさしく『感動』がそこにあるじゃないかと。

隆行選手に限らず、今年はチーム全体に『ドラマ』を感じます。成績だけなら未だ根強く残る
「ホーリーホック、もっと強ければねー」という町の声も一理ある。でも試合に関わる我々は
いかに水戸が面白いゲームをしているか知っているし、熱くなっている。
「とにかく一度、Ksスタに来てみてください!」今こそ言えます。

ベテランや全体の後押しがある一方で、前線の若手が停滞しているのは気になる所ですが
身近なお手本から十二分に「何か」を感じ取っているでしょう。
直接的には自分の存在意義がなくなる危機感を。

順位表、観客動員、年間予算。チームを語る上で欠かせない『数字』です。
でもこれですべてが決まるとしたら、誰もサッカーというスポーツに熱中しません。
ドラマ、情念、成果、ジレンマ、絶望、感動、そして夢。渾然一体となった『何か』に魅せられて
人々はスタジアムに足を運ぶのではないかと。我々ボランティアもその『何か』を感じ
少しでも作り出せるよう、サポートを投げずに続けようと思います。

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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