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Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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ライセンス問題公表後、はじめてのホーム戦。優勝のかかる北関東ダービー。試合前に激しい雷雨。
劇画風に言えば「風雲急を告げるKsスタ」、波乱のゲームとなる予感は満ち満ちていました。

結果、4-3でノーガードの攻め合いを制す。お互い前掛かりに加えて守備のミスも重なった乱打戦。
ゴールが沢山生まれたものの、「面白い」と「大味」の評価は分かれるところでしょう。
堅守を誇ってきたチーム同士の対戦が、こういう展開になる時はたまにあります。

シュートは水戸の9本に対し栃木18本。数字上では圧倒された感じですが、決定機は五分五分。
運以外で勝負を分けたものを挙げると、「グラウンダーで撃つ意識」でしょうか。

雨の日はゴール前でボールを浮かすより、転がした方が得点につながりやすい。
濡れたピッチで滑って軌道が変わり、DFのブロックもあらぬ方向へそれる可能性が高いから。
水戸の4点全て(PKは性質が少し違うにしても)、徹底したゴロ狙いが結実したもの。
橋本選手と小澤選手の技術、クレバーさが冴えわたりました。


外部からの大きなショックを受けつつ、気持ちでもぎ取った勝点3。昨年9月の北九州戦と重なります。
しかし違っているのは選手もサポーターも裏方も、感情に支配されず「今やるべき事」を粛々と行っている。
『免疫』と言うには悲しすぎるけど、状況を変えるのは行動と結果しかないと全員が把握済み。
いま水戸ホーリーホックから放たれる覚悟と一体感は、並々ならぬものがあります。

試合内容もスタジアム問題も、特に望んだ展開ではなかった。
それでも尽くせる人事があるのなら、一生の後悔を残さないようやり抜こう。
嵐の先に、素晴らしい何かはきっと見つかる。この身体に流れる血が、熱く燃えている。
無駄なあがきと笑わば笑え。持てる可能性に挑戦し続けた者だけが、最後に笑うのだ。

課題を着々とクリアし、奮戦と成長目覚ましい選手達に、より大きなパワーを!

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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