Jリーグクラブ・水戸ホーリーホックを裏方としてサポートする、ボランティアスタッフのブログです。

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8月が終わり、Jリーグもいよいよ終盤に突入します。近隣を見渡せば鹿島は不振を脱し現在5位、
栃木は勝負強さをキープして昇格圏内の3位。しかし水戸ホーリーホックは・・・。
長年応援し支えているのに、どうしてこれほど情けない思いを続けなくてはならないのだろう?
関わる多くの人が心に抱いている事でしょう。

先日野球における育成年代の本を読んでいたら、岩村明憲選手の「何苦楚(なにくそ)魂」に
出会いました。ヤクルトから大リーグを経て現在、楽天でプレーする名手です。
何苦楚とは、「何事も苦しむことが楚(いしずえ)となる」の意味。

三原脩、中西太という球史のヒーローがこの言葉を好んで用い、岩村選手も「大リーグのお荷物」と
揶揄されたタンパベイ・レイズをワールドシリーズにまで導く活躍をした事からも、
響きそのものにパワーを持った言霊です。

「プロである以上、勝たなければ意味がない」。確かにひとつの真実。
しかし勝てない事がまるまる無価値、全否定となるのか?私はそう思いません。

統計を取ったわけではありませんが運営・興行として上手く行っているスポーツチームは、
100のうち1つにも満たないと思います。カテゴリーや種目によってお客さんが来ない、
お金が無い、地域に根付かない、選手が定着しないの「ないない尽くし」は水戸以上に深刻でしょう。
それでも地域のため頑張っている小さなクラブの、選手やスタッフの方々が味わう苦労や喜び、
汗と血と涙、誇りに幻滅、ドラマとジレンマ、そして夢について、私達は骨身として理解できます。

負けばかりの歴史に胸は張れないけど「誰かの痛みがわかる」、これは人間として大きな財産です。
『痛みのわからない』発言や行動がどれだけ人々の生きる力を奪うか、特に政治やエネルギー関連の
ニュースで、もうウンザリなほど味わっています。上手く行かない痛みをとりわけ知る私達だからこそ
生きにくい世の中を生き、もしかしたら誰かのお役に立てるヒントを持っているのかも知れません。

心底強くなりたい。でも「ただ強いだけ」の人間、チームにはなりたくない。
最後野球に関連し昔やってたアニメ『新巨人の星Ⅱ』の主題歌より引用。またマニアックな所から(笑)


苦しみのない 喜びなんて 明日になれば 忘れてしまう


まずは自分自身に惨敗しない。そこから物語は始まります。
何苦楚!!

「チカラをひとつに。 -TEAM AS ONE-」

by 小番頭・K

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